【スプリットボード入門】
雪山を楽しむスノーボードにはスキー場を滑るだけでは無い、自らの足で雪山に登って滑るバックカントリースノーボードという遊び方もある。スキー場よりも自然をより楽しめる一つの遊び方だと思っています。
そんな、バックカントリースノーボードについて、スプリットボードとは何か?、スプリットボードの良さとは?、はじめ方についてご紹介したいと思います。
◆バックカントリースノーボードとは
バックカントリーという遊び方は、スキー場でスキーやスノーボードを楽しむよりもより自然に入り込んだ遊び方です。
基本的に整備された場所で楽しむのではなく、自然そのままの降り積もった雪の上を滑り降りる遊び方です。スキー場のリフトで上まで登って降る際はスキー場の外を滑ることもバックカントリーと言いますが、自分の足でスキーやスノーボードを持って山に登り、滑りたい場所を滑るという遊び方もバックカントリーの楽しみ方です。
しかし、この楽しみ方は決して安全問いわけではなく毎年、管理されたゲレンデの外にでて遭難する事件が多くございます。そのため、バックカントリーを楽しむには道具だけではなく、豊富な知識が必要になります。初めての方はバックカントリーのツアーなどからスタートしてみるのが良いと思います。
※スキー場から少し外れた場所を滑ることを「サイドカントリー」とも言います。
◆スプリットボードとは?
スノーボードでバックカントリーに行く時に雪の上を歩くために様々な道具があります。スノーシューやワカンなど使えますが、その中の一つにスプリットボードというものがあります。
見た目はスノーボードで、歩行時には板をセンターから二つに分けてスキーのように両足につけて登ります。
◆スプリットボードの良さは?
スノーシューを使ってバックカントリースノーボードに行く人は多いと思いますが、スプリットに興味がある人もいるかと思います。実際にスプリットボードの良いところは
- 長距離の歩行が楽
- スノーシューに比べて荷物が軽い
- メカメカしいのがかっこいい
◆始め方について
スプリットボードを始める時には一式道具を揃えるところから始まります。普通のスノーボードと比べると部品点数が多いのとあまり量が売れないので価格はスプリットボードの方が高いです。ビンディングに関しても歩行も可能なビンディングが必要なので新たに用意する必要があります。
- スプリットボード10万円〜30万円
- ビンディング5万円〜15万円
- クライミングシール2万円〜4万円
- クランポン2万円〜3万円
総額20万円〜30万円で一式揃う想定ですね。
しかし、そこまでお金をかけれないと言う人はYahooオークション(ヤフオク)とかメルカリなどのフリマサイトを見ると一式で5万で手に入ることもありますので、まず手始めにそこからスタートするのも良いかもしれません。その場合はスプリットボードを知っている人に相談しながら選ぶのが良いと思います。ちなみに私は何も知らずにメルカリで購入し失敗しています。
◆ポイント【スプリットボードを始める】
- 20万円〜30万円で一式揃う
- フリマサイトなら5万円で一式揃うことも
(しかし、注意が必要)
- スノーシューと比べると荷物が軽い
- 登り安く長距離は疲れにくい
- メカメカしくてかっこいい
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